TIM

SHINee TOUR 2017 FIVE感想



昨日、SHINeeの5度目の日本ツアーが無事に終了しました。メンバーの皆様、スタッフの皆様、通われたオタクの皆さん、本当におつかれさまでした。
楽しくて、演出が素敵で、メンバーが可愛くて、本音を言うと終わって欲しくなかった。終わって欲しくなかったけど、終わっちゃったので、自分が思ったことを少し吐き出します。

1.決意
始まる直前、ジョンヒョンの足首の捻挫が知らされ、どうなってしまうのだろうと心配した初日。ステージの端に所在なさそうに腰掛けてひっそりと歌う姿が儚くて、正直ツアーの今後が不安になりました。「あんたたちのMC面白いよ」と後ろから傍観したジョンヒョン。あんたもメンバーだろ。何言ってるの。私は彼の行く末を、革パンと共に見守って行くことを決めました。(蛇足。最後まで、彼が革パンで現れることはありませんでした)

2.新曲
今回のツアーはアルバムFIVE収録曲が全て披露されました。音源を聴いた時は、変な曲だと思ったABOAB、かっぱえびせんの曲みたいなDo Me Light、JPOPっぽいと思ったダイヤモンドスカイ。自分の好みの音楽ではないため、正直、期待をしていませんでした。なのに。勝手に解釈したストーリーと、舞台装置の魅せ方、華やかな衣装、メンバーのパフォーマンスにより新曲たちはガラリと印象を変えました。どれひとつとっても見せ場山場があり、メンバーたちが余裕を持っていくたびに増えるワチャワチャに見る目が追いつかず、楽しみで仕方が無い楽曲が増えました。
ちなみに、一番好きな楽曲は、ダイヤモンドスカイ。この曲はとにかくメンバーがにこにこしていて、ダイヤモンドを表す指の振り付けで参加する事ができ、会場の一体感が素敵でした。

3.勝手に解釈したストーリー(笑)
①OP映像→ばらばらになったメンバーが記憶を取り戻す。
②ルシファー→異国の雑技団で美少年水中ショーをする5人。後に雑技団が経営難を迎え、バーレスクに売却される。
③ABOAB→フランス、ムーランルージュでのシーン。その後記憶を失ってばらばらになる。
④EVERYBODY→OPの続きで、売られたバーレスクへの反撃

この妄想に真実味と論理性は全くありません。全くのフィクションです(笑)潤滑にストーリーを並べたいと思うものの、毎公演それぞれに見惚れてしまいこれ以上の妄想が進みませんでした。「見つめられて動けない魔力はルシファー」ってこういうことなんだな…。
今回の演出を担当されたのは振り付け師の仲宗根梨乃先生。映像の美しさと練り込まれた構成に拍手を送りたいです。本当に素晴らしいものを見せて頂きました。

4.オニュ
わたしは、キーペンを自称しています。でも、今回の公演、オニュの様子がおかしい。かっこいい。かっこよすぎる。
様子がおかしいのはいつものことだったかも知れません、かっこいいのも周知の事実だったかも知れません!けど!わたし、わたしは、今回のツアーの途中でウリヨンガムのあざとさと雄の魅力を大脳で感知してしまいました。すき…です…。かっこよすぎる~~~なにごと~~常々表情がやばい~~~。オニュが画面に抜かれる度、オニュを双眼鏡越しに見つめる度、胸が苦しくて、ダズリングガールの歌詞が頭をめぐります。

なんだかクルシイ
どうかしてる
どうかなりそう

どうにかなりました。好きです。帰りがけにエルモのポーチ買っちゃいました。定期入れて愛用してます。そしてまた、ひとりのアラサーが帰らぬ人となりました。(完)


5.好きすぎるエピソード
★テミンちゃんパンツ敗れ事件
名古屋でズボンが敗れちゃって曲中に慌てて失踪するテミン先生。姿は見えないのに歌声は聞こえる…(笑)裏で着替えながら自分のパート歌ってたそうです(笑)
★ジョンヒョンの真似するメンバーと「いじめやめてください!」というジョンヒョンの切なる主張(和やか)
★「SHINeeコールまた出たァ~(高音)」からのアンダーザシー替え歌オニュ(カオス)
★ファンライトではなくペンライト事件
神戸。ペンライトのペンはFANではなくボールペンのペンだということをサイン会でファンに教えてもらったキーくん(笑)メンバーたちに伝えると「僕には教えてくれませんでした!!!」と騒ぐテムジョン…!
★100回公演サプライズに本当に驚くSHINee
くす玉から落ちてきた小さな風船をかき集めて縦花道を疾走しセンステから勢いよくばらまいて「ありがとうございます!」と言ってくれたテミン先生
★1of1の2番キーくんのパートでするポーズ
★ジョンヒョン誕生日公演で、ジョンヒョンのケーキに目潰しするテミン先生(恐怖)
★代々木Your Numberの雨のシーンでキーくんを突き飛ばすテミン先生(恐怖)

6.所感
4/30、代々木公演をもってツアーが本当に終わりました。え?これで、本当に終わったの?と言った感じです。まだ実感が持てないのは、ドーム公演が(おそらく)あると期待しているからでしょうか。

地元に戻る帰りの新幹線、終わって欲しくなかった理由はなんだったのだろうかと考えました。
・ライブが終わる寂しさより、次回のコンサートへの期待や楽しみが勝っていたから、その楽しみがなくなってしまったことへの落胆
・ルシファーの美しい映像や、Your Numberの小芝居、ABOABの豪華な演出等への中毒症状
・機転のきいたSHINeeたちの会話、ワチャワチャがしばらく見れないことへの悲しみ
・遠征兼グルメ旅がしばらくできない
・友達に会えなくなる など。

毎公演、目の前のSHINeeが「可愛い」ことだけを受け止め、凝った演出にため息を漏らし、洗練されたパフォーマンスの中にギョッとするような異常事態(主にテミン先生)を探し出すことの楽しみと言ったら。

オーラスだから、何か特別なことが起こればいいのにと思っていました。特別なことというのは、ドーム公演の発表や、メンバーへのサプライズや、ダブルアンコール。
何も無かったと言えば、Winter Wonderlandをみんなで合唱したり、終演後会場中がシャイニーコールをしていたので、何も無かったわけではないですが。
ダブルアンコールをしなかったのは、色んな事情があったのだと思います。そう思いますが、良い意味で「いつも通り」公演を終えたために、本当にこれでアリーナツアーが終わったのだろうかと、また来月同じようにどこかで素敵なステージを見せてくれるような気がしてなりません。
ドーム公演に更なる期待を寄せて、ちょっと消化しきれないオーラスの感想を書き留めておきます。


SHINee TOUR 2017 FIVE

4/4 名古屋ガイシホール
4/5 名古屋ガイシホール
4/30 代々木競技場 第一体育館

計11公演